こんにちは。花輪ともふみです。
八ッ場ダムに関する質問動画(昨年2月)です!ご覧ください。
民主党はマニフェストで「八ッ場(やんば)ダム工事中止」を掲げました。政権交代となった今、この問題がマスコミなどでも取り上げ始められています。
以下は昨年の一般質問で「利水」の面からそのダムの不必要性を問うたものです。
ご参考までに。
八ッ場ダムについて伺います。
八ッ場ダムは計画が発表されて以来、すでに半世紀をこえています。この間、平成13年に工期を10年延長し、その3年後には事業費を2110億円から4600億円へと跳ね上げました。そして、また今回、工事期間を5年間延長するとの事です。何年かたったら、また、「工事費の増額が発表されるのでは」と心配になります。
今回の「基本計画の変更」では、「工期は延びるが事業費の増加はない」との説明です。土木や建築工事の場合、「工期が延びれば工事費も上がる」というのが常識だ、と聞きます。すでに、前回平成16年の計画変更時から「付け替え鉄道の施工方法変更など」で190億円ほどの事業費アップになっています。が、今回は「本体工事の見直しで吸収できる」との事です。
これでは、前回の「積算」そのものの、「精度」が疑われますし、事業費が今後増大しない、ということを容易に、信じるわけには行きません。
今後の事業費について答弁を求めます。
事業費については、石原知事もご心配のようです。今回の議案では、「事業費の増額が無いよう徹底したコスト縮減に取り組むこと」など、をあえて意見として付しています。しかし、これはあくまで「意見」であり国と約束したものでもありません。これらの意見を今後どのように国に履行させていくおつもりか所見を伺います。
水需要予測について伺います。
都の「水の需要」の実績は、昭和53年の「一日最大配水量」645万トンをピークに、「減少する」傾向にあり、昨年にはナント505万トンにまで落ち込みました。140万トン、2割以上減ったことになります。そこで、今後の「水の需要」予測に、ついてお尋ねしたところ、この30年間、右肩下がりで来た、「水の需要」は、突然増加に転じ、5年後の平成25年には、昨年より100万トンも多い600万トンに急増するとの事です。過大見積もりではないでしょうか。
参考資料
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さらに、この予測は、「個人所得」や、「平均世帯人員」などの「重要な指標」を「平成12年」の「東京構想2000」のデータなどに頼っており「随分と古いもの」です。今回の事業計画変更の議論を深めるに当たって、最新のデータに基づく「需要予測」を行うことを求めましたが、残念ながら、かないませんでした。出せない理由があるのでしょうか?需要予測はダムの必要性を議論するに当たって欠かすことのできない情報です。ぜひ、最新のデータに基づく水の需要予測を行うべきと考えますがいかがでしょうか?所見を伺います。
次に不安定水源について伺います。
現在、都が確保している水源は「623万トン」です。都が必要と主張する600万トンを、既に大きく上回っています。なのに、なぜまだダムが必要なのか?と尋ねたところ、「課題を抱える水源が82万トンあるから」との事でした。内訳は中川・江戸川道水路44万トン、砧上下浄水場18万トン、相模川分水20万トンです。
説明によると、中川・江戸川は、昭和30年代の、慢性的な水不足に対する緊急措置として、国土交通省から「暫定的」に許可を得たものなので「不安定」、砧浄水場は河床の低下により、計画通りの取水が困難になっているから「不安定」、相模川については神奈川県及び川崎市との協定により水をもらっているから「不安定」との事でした。
相模川は、神奈川県などの事情に左右されるため、「安定水源には入れられない」、というのは理解できますが、あとの二つは、国土交通省との交渉で、「安定水源化」できるのではないでしょうか?
中川・江戸川は「暫定許可」を受けて、既に「40年以上」も経過しています、が、「問題が起きた」という話は聞いておりません。「暫定」という文言をはずしてもらったら良いのではないでしょうか。砧浄水場にしても、河床の低下を解消するための「技術的な対応」を国に求めてはいかがでしょうか?どちらも、巨大ダムを作るよりは、はるかに労力が少なくて済みそうです。所見を伺います。
さらに、多摩地域では、現在、「地下水」が利用されています。その量は40万トンといわれています。地下水は渇水などの天候に左右されにくい、安定的な水源です。しかし、現在使われている、この40万トンは「過大を抱える水源」にもカウントされていません。不思議なことです。
また、漏水対策も進んでいます。水道局の皆さんの高い技術力と地道な努力の結果、昨年の漏水率はナント3.6%にまで低下したとの事です。世界に誇れる技術力です。八ッ場ダムの基本計画が策定された昭和61年の漏水率は13.2%ですから約10%も低下しています。漏水率が1%低下すると約6万トンの節約ができるそうです。10%で60万トンの節約ができたわけです。
参考資料
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ちなみに、八ッ場ダムの都への配水量は43万トンです。
水は余っているのではないでしょうか?
「余っていてももっともっとあったほうが安心だ」という考え方もあるでしょう。しかし、ダムによって失われる、人々の暮らしや、動植物の自然の営み、そして私たちの税金。。。これらにも目を向けるべきだと思います。
半世紀という長い長い歴史を持つダム計画です。一度立ち止まって、地元住民の皆さんをはじめとした多くの関係者のご労苦を振り返り、最新のデータによりダムの必要性を議論するときだと思います。
八ッ場が完成するといわれている平成27年、東京もいよいよ人口減少の時代に突入します。
計画を一度決めてしまったら、時代や社会情勢が、大きく変化しようと「お構いなし」に、その公共事業を継続しようとする「この国の仕事のやり方」について、道路公団改革の経験を踏まえた猪瀬副知事の所見を伺います。
***花輪ともふみプロフィール***
1966年7月 世田谷区代沢生まれ
私立駒場幼稚園卒園
世田谷区立池之上小学校卒業
世田谷区立富士中学校卒業
東京都立新宿高校卒業
東京都立大学法学部卒業
東急グループにてサラリーマン生活5年間
1995年4月 世田谷区議会議員選挙に当選(最年少)
1996年 民主党結成に参加
1999年4月 東京都議会議員補欠選挙に立候補/惜しくも落選
2001年6月 東京都議会議員選挙に立候補/34才で当選
2005年7月 東京都議会議員選挙に立候補/再選
3月議会一般質問の動画です。ぜひご覧ください!
↓八ッ場ダムに関する花輪の質問です。どうぞご覧ください!
○天下り会社へ299億円の税金投入。これでいいのか第三セクター!
○天下りと随意契約についての質問です。
○2016年オリンピック東京招致について
私はオリンピックが大好きです。北京オリンピックでも、日本人選手の活躍を毎日楽しみにしていました。が、2016年、東京へのオリンピック招致には疑問を持っております。なぜ、また東京でやるのか?
私は、2006年3月に都議会で行われた「オリンピック招致決議」には賛成しませんでした。
当時、自らの思いを「足るを知る」
という文章にし石原知事に手渡しました。(招致決議の日、民主党控室にマスコミを引き連れやってきた石原知事は「おーい、花輪大大先生、何で賛成しないんだ!」と大声で私に尋ねました。私はこの「足るを知る」を「これ読んでください」と手渡しました。「足るを知る」という表題ページを見た知事は、ムッ
とした様子で「政治家として損なさらんように」と言い捨て、踵を返して行ってしまいました。それを見ていた記者さんたちからは「こわ~っ」「政治家として損するってどんな意味なんだろうね?」などとの声が聞こえてきました)
3年以上前のものですが、招致合戦が活発化する時期だからこそ、ご一読いただければと思います。
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